こんにちは、おーしんKカーライフのおーしんです。
わが家では現在、ダイハツ・ミライースLA350Sとホンダ・N-WGN JH3の軽自動車2台を所有しています。
ミライースは燃費がよく、毎日の移動で気軽に使えるクルマ。一方のN-WGNは室内や荷室に余裕があり、人を乗せたり荷物を積んだりするときに使いやすいクルマです。同じ軽自動車でも性格はかなり違います。
軽自動車を2台持つと聞くと、「普通車1台のほうが安いんじゃない?」「税金や車検が2倍になるからもったいないのでは?」と感じるかもしれません。
たしかに、2台になれば税金や車検、任意保険などは車ごとに必要です。ただ、2人が同じ時間にクルマを使う家庭では、単純な維持費だけでは決められない便利さもあります。
この記事では、実際にミライースとN-WGNを所有している私の目線から、軽自動車2台持ちにかかる費用、メリット・デメリット、向いている家庭について見ていきます。
- 軽自動車2台持ちで必要になる維持費
- 2台所有するメリットとデメリット
- ミライースとN-WGNを使い分ける実例
- 2台持ちが向いている家庭の判断基準
軽自動車2台持ちの維持費と現実
軽自動車2台持ちを考えるとき、やはり最初に気になるのはお金でしょう。
「軽だから安い」とだけ考えて2台目を増やすと、あとから思った以上に支出が増える可能性があります。一方で、普通車と比べれば税金やタイヤなどの負担を抑えやすいのも軽自動車の特徴です。
ポイントは、車両価格だけではなく、税金、保険、車検、燃料、駐車場、消耗品まで含めて考えること。わが家のように軽自動車を2台所有する場合も、この考え方は変わりません。
2台持ちで増える費用は何か
クルマを1台から2台へ増やすと、当然ながら車両ごとに発生する費用も増えます。
| 費用 | 2台持ちでの考え方 |
|---|---|
| 軽自動車税 | 基本的に2台それぞれに課税 |
| 自動車重量税 | 車検などのタイミングで車ごとに必要 |
| 自賠責保険 | 2台それぞれ加入が必要 |
| 任意保険 | 契約条件に応じて2台分必要 |
| 車検 | それぞれの車検時期に費用が発生 |
| ガソリン代 | 使用距離と実燃費によって変化 |
| 駐車場代 | 自宅に2台分なければ大きな負担になりやすい |
| 消耗品 | オイル、タイヤ、バッテリーなどが2台分 |
こうして見ると、「軽自動車なら2台でもほとんどお金がかからない」というものではありません。
ただし、ガソリン代については少し考え方が違います。1台から2台へ増やしたからといって、必ず走行距離まで2倍になるわけではないからです。
例えば、これまで1台で年間1万km走っていた家庭が、2台になって1台5,000kmずつ走るだけなら、家全体の走行距離は変わりません。実際には家族それぞれがクルマを使えるようになって走行距離が増えることもありますが、税金のように単純に倍になる費用とは分けて考えたほうが分かりやすいです。
軽自動車税は2台でいくら
軽自動車2台持ちでは、毎年の軽自動車税も気になるところです。
2026年現在、2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた自家用の軽乗用車について、通常の年額は1台10,800円です。したがって同じ条件の軽自動車を2台所有していれば、単純計算では年間21,600円になります。
ただし、最初の新規検査から13年を経過した車両では税額が変わるほか、車両の条件によって扱いが異なることがあります。
税率については自治体の案内で最新情報を確認してください。参考として、大阪市「軽自動車税の税率(年額)」でも自家用軽乗用車の税率を確認できます。
◆おーしんのワンポイントアドバイス
2台で年間21,600円と考えると、税金だけなら私にはそこまで大きな金額には感じません。ただ、クルマには税金以外にも保険や車検があります。軽自動車2台持ちは、税金だけを見て判断しないほうがいいですよ。
車検と保険は2台分必要
軽自動車2台持ちで意外と存在感が出てくるのが、車検と保険です。
自動車重量税について、2026年5月1日から適用されている国土交通省の税額表では、検査対象軽自動車の2年自家用でエコカー外・軽減なしの場合は6,600円となっています。
ただし、実際の税額は車両の年式やエコカー区分などによって変わります。最新の金額は国土交通省「自動車重量税の税額表」で確認してください。
そして忘れてはいけないのが、自賠責保険と任意保険です。
自賠責保険は車ごとに加入が必要ですし、任意保険も基本的には2台それぞれについて考えます。任意保険は年齢、等級、運転者の範囲、使用目的、車両保険の有無などで金額が大きく変わるため、「軽自動車なら年間○万円」と一律には言えません。
2台目を購入するときは、購入価格だけでなく、事前に保険会社や代理店へ見積もりを依頼しておくと安心です。
維持費の金額はあくまで一般的な目安です。税制度や保険料は変更されることがあります。正確な情報は各公式サイトや保険会社で確認し、最終的な判断は税務・保険などの専門家へ相談してください。
駐車場代で負担は大きく変わる
軽自動車2台持ちで、家庭によって差が出やすいのが駐車場代です。
自宅の敷地内に2台停められるなら、2台目を増やしても毎月の駐車料金は増えません。一方、月極駐車場を新たに借りる必要がある場合は話が変わります。
仮に月1万円なら年間12万円。月2万円なら年間24万円になります。軽自動車税よりはるかに大きな金額です。
つまり、軽自動車2台持ちが家計に合うかどうかは、クルマそのものだけでなく「2台目をどこに置くか」でも大きく変わります。
特に都市部では、2台目の購入前に駐車場を確認しておいたほうがいいでしょう。逆に、自宅にすでに2台分の駐車スペースがある家庭なら、2台持ちのハードルはかなり下がります。
燃料代は実燃費で考える
私が軽自動車2台持ちと相性がいいと感じている理由のひとつが燃費です。
特にミライースは、低燃費を重視した軽自動車。私が所有しているLA350Sでも、メーターの平均燃費が23.1km/Lを示したことがあります。

もちろん、燃費は季節、道路状況、エアコン使用、運転方法、走行距離によって変わります。短距離走行ばかりなら燃費が下がることもあります。
ただ、毎日の通勤や買い物で走る距離が多い家庭では、2台とも燃費のいい軽自動車にすることで、普通車を含む2台体制より燃料代を抑えられる可能性があります。
「2台あるから高い」と考えるのではなく、家全体で年間何km走り、それぞれ何km/Lくらい走るのかを見るほうが現実に近いでしょう。
購入費も維持費に含めて考える
税金や燃料代ばかりに目が行きますが、2台持ちでは車両そのものの購入費も無視できません。
わが家ではミライースに加えて、2026年9月5日にN-WGNが納車されました。

私のN-WGNは、社外ナビやデジタルミラー型ドライブレコーダーなどを含め、実際の支払総額が約180万円になりました。
詳しい内訳はN-WGNの乗り出し価格を実際の購入例から紹介した記事で公開しています。
軽自動車でも新車なら100万円台後半になることは珍しくありません。ローンを利用する場合は毎月の返済もあるため、税金や車検だけを「維持費」と考えると家計とのズレが出ます。
2台目は新車でなければいけないわけではありません。用途が通勤や近所の買い物だけなら、中古の軽自動車を選んで購入費を抑える方法もあります。
軽自動車2台持ちが向く家庭と選び方
軽自動車2台持ちの価値は、維持費だけで決まるものではありません。
私が実際に2台を所有して感じるのは、同じ軽自動車でも役割を分けられることです。燃費と取り回しを優先するクルマ、室内空間や使い勝手を優先するクルマ。この2台を組み合わせると、意外と幅広い場面に対応できます。
反対に、2台がほぼ同じ用途なら、余計な固定費を増やすだけになることもあります。
2台のメリットは役割分担
わが家のミライースとN-WGNは、どちらも660ccの軽自動車ですが、使ってみると得意な場面はかなり違います。

ミライースは全高を抑えた軽自動車で、車体が軽く、燃費や取り回しのよさが魅力です。通勤や一人での移動、近所への買い物などでは、私にはかなり使いやすいクルマです。
一方、N-WGNはミライースより背が高く、運転席や後席にも余裕があります。荷室の使い方も違います。

つまり、同じような軽自動車を2台並べるのではなく、低燃費の軽セダンと室内の広い軽ハイトワゴンを組み合わせることで、用途を補い合えます。
◆おーしんのワンポイントアドバイス
2台とも「なんでもできるクルマ」を選ぶ必要はないと思っています。1台は通勤中心、もう1台は家族や荷物を優先する。このように役割を変えたほうが、2台持ちの良さを感じやすいですよ。
家族が同時に使えるのは大きい
軽自動車2台持ちの分かりやすいメリットは、家族が同じ時間に別々のクルマを使えることです。
例えば、夫婦ともクルマ通勤なら、1台しかない家庭では勤務時間や送迎の予定を合わせなければなりません。2台あれば、それぞれが自分の時間に出発できます。
一人が買い物へ出掛けている間に、もう一人が子どもの送迎をする。片方が仕事で使っていても、もう1台で病院へ行く。この自由度は、金額だけでは測りにくい部分です。
また、1台が車検や修理で使えないときも、もう1台が残ります。クルマが生活に欠かせない地域では、この安心感も無視できません。
ただし、「年に数回だけ2台同時に必要」という家庭なら、所有するよりレンタカーやカーシェアのほうが合う場合があります。
大切なのは2台欲しいかではなく、2台が同時に必要になる日がどれくらいあるかです。
室内と荷室の違いが便利
私がミライースとN-WGNを実際に使っていて感じるのが、室内空間の違いです。
ミライースは背が低く、N-WGNのような軽ハイトワゴンと比べると頭上の余裕は少なめです。それでも、普段1〜2人で移動するなら私は大きな不満を感じていません。
ミライースの後席については、ミライースは本当に狭いのか実車で確認した記事でも詳しく紹介しています。
一方、N-WGNは後席や荷室を使うときの自由度が高く、家族で出掛けるときや荷物を積む場面では使いやすいです。

実際にN-WGNを購入して感じた走りや室内の印象については、N-WGNを実際に購入して分かったことをまとめたレビューでも紹介しています。
このように、2台に同じ広さを求めるのではなく、普段は小さくて経済的なクルマを使い、必要なときだけ広いほうを使う方法もあります。
デメリットは固定費と管理
もちろん、軽自動車2台持ちは便利なことばかりではありません。
一番分かりやすいデメリットは、乗らなくても発生する費用があることです。
軽自動車税、任意保険、車検、自賠責保険などは、「今月はほとんど乗らなかったからゼロ」というわけにはいきません。
さらに、タイヤ、エンジンオイル、バッテリー、ワイパーゴムなど、消耗品の交換時期も2台それぞれにやってきます。
車検の時期が近ければ、一時的にまとまった出費になる可能性もあります。購入するときは、可能なら車検月も確認しておくと家計の予定を立てやすくなるでしょう。
そして、地味ですが管理する手間も増えます。
洗車、空気圧確認、オイル交換、点検、保険更新、税金の支払い。1台では気にならなかったことでも、2台になると忘れないように管理する必要があります。
2台の車検月、任意保険の更新月、オイル交換時期などをスマートフォンのカレンダーへ登録しておくと管理しやすくなります。
普通車1台とは考え方が違う
「軽自動車2台と普通車1台なら、どちらがお得なのか」という疑問もあると思います。
これは単純な金額比較だけでは決められません。
普通車1台なら税金、保険、車検などを1台分にまとめられます。一方、家族2人が同時に別方向へ移動する必要があるなら、どれだけ立派な普通車でも2人が同時に使うことはできません。
逆に、家族がいつも一緒に移動するなら、2台持つ意味は小さくなります。
また、高速道路を使った長距離移動、大人数での旅行、大量の荷物、余裕のある加速などを重視する家庭では、普通車1台のほうが満足できる場合もあるでしょう。
軽自動車2台持ちは「普通車より絶対に得」という話ではありません。
クルマの台数は移動する人数と時間で決め、車種はその用途に合わせる。私はこの考え方が一番分かりやすいと思っています。
2台目はいらない家庭もある
軽自動車だからといって、無理に2台持つ必要はありません。
例えば、夫婦のどちらかが電車や自転車で通勤していて、平日はほとんどクルマを使わない家庭なら、2台目は駐車している時間のほうが長くなります。
週末も家族全員で一緒に出掛けることが多いなら、1台で十分という場合もあるでしょう。
さらに、近所に鉄道やバスがあり、カーシェアやレンタカーも使いやすい地域なら、必要なときだけ借りる方法があります。
2台目を買う前に、1か月ほど「もう1台が本当に必要だった日」を数えてみるのもおすすめです。
例えば30日間で2台同時に必要だったのが1日だけなら、その1日のために年間の税金や保険、駐車場代を払う価値があるのか考えられます。
逆に週に何度も「もう1台あれば」と感じているなら、2台持ちによって生活がかなり楽になる可能性があります。
中古軽を2台目にする方法もある
2台持ちの負担を抑えたいなら、2台とも新車にする必要はありません。
特に通勤用や近所の買い物用なら、中古の軽自動車でも十分役目を果たせることがあります。
ミライースのように低価格を特徴とする軽自動車は中古車も選択肢が多く、年式や走行距離によって価格差があります。
ただし、安い中古車なら何でもいいというわけではありません。
購入時には車検残、タイヤ、バッテリー、オイル漏れ、エアコン、事故修復歴、リコール対応状況などを確認したほうが安心です。
購入直後にタイヤやバッテリー、車検が重なると、「安く買ったのに結局お金がかかった」ということもあります。
また、古い軽自動車は最初の新規検査から13年を経過すると軽自動車税の税率が変わる場合があります。車両価格だけではなく、購入後数年間まで見て判断してください。
2台持ちで後悔しない判断基準
私なら、軽自動車2台持ちを検討するときは「いくらなら買えるか」だけでは決めません。
まず確認したいのは、2台が同時に必要になる頻度です。夫婦ともクルマ通勤、子どもの送迎、家族と勤務時間が違うなど、2台を別々に使う機会が多ければ価値があります。
次に駐車場。自宅に2台分あるのか、月極を借りるのかで年間負担はかなり変わります。
そして、2台に別の役割を与えられるかも大切です。
わが家なら、ミライースは燃費と取り回しを生かした日常の足。N-WGNは室内や荷室を生かした移動。この組み合わせなら、2台が完全に同じ仕事をしているわけではありません。
◆おーしんのワンポイントアドバイス
2台持ちを考えるなら、「欲しいクルマを2台」より「必要な役割を2つ」と考えてみてください。通勤、買い物、送迎、家族移動、荷物。役割がはっきりすると、本当に2台必要なのかも見えやすくなります。
最後に、税金、任意保険、駐車場、車検、ローン返済を年間で書き出してみます。
それを12か月で割れば、「2台目のために毎月どのくらい確保しておけばいいのか」が見えてきます。家計に無理がなく、その金額以上に時間や移動の自由を得られるなら、軽自動車2台持ちは十分検討する価値があると思います。
軽自動車2台持ちのよくある質問
Q1. 軽自動車2台持ちの税金はいくらですか?
A. 2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた一般的な自家用軽乗用車なら、軽自動車税は通常1台年額10,800円です。同条件の2台なら年間21,600円になります。ただし、初度検査時期や車両条件によって税額が異なる場合があるため、自治体の最新情報を確認してください。
Q2. 軽自動車を2台持つと維持費は単純に2倍になりますか?
A. 税金、保険、車検など車ごとに必要な費用は増えます。ただし、ガソリン代は家全体の走行距離によって決まるため必ず2倍になるわけではありません。また、自宅に2台分の駐車スペースがあれば駐車場代が増えない場合もあります。
Q3. 夫婦で軽自動車2台持ちはもったいないですか?
A. 夫婦が同じ時間帯に別々のクルマを頻繁に使うなら、私は必ずしももったいないとは思いません。反対に、いつも一緒に移動し、2台目をほとんど使わないなら、レンタカーやカーシェアのほうが合う場合があります。
Q4. 軽自動車2台なら同じ車種を選ぶほうがいいですか?
A. 同じ車種なら操作感や消耗品を合わせやすいメリットがあります。ただ、私はミライースとN-WGNのように性格の違う2台を組み合わせる方法も使いやすいと感じています。通勤用と家族用など、役割から選ぶと無駄が少なくなります。
Q5. 2台目は新車と中古車のどちらがおすすめですか?
A. 使用頻度と予算次第です。毎日長距離を走り長く所有するなら新車を選ぶ理由があります。一方、近距離の通勤や買い物中心なら中古軽自動車も有力です。購入価格だけでなく、車検、タイヤ、バッテリー、修理費まで含めて比較してください。
軽自動車2台持ちは用途が合えば合理的
軽自動車2台持ちは、1台所有よりお金がかかります。税金も保険も車検も、車が2台あればそれぞれ必要です。
だからといって、すぐに「もったいない」と決める必要もありません。
わが家では、ミライースLA350SとN-WGN JH3という性格の違う2台を所有しています。燃費と取り回しを優先したい場面ではミライース、室内や荷室を使いたい場面ではN-WGNという使い分けができます。
軽自動車2台持ちが向いているのは、2台を実際に別々の目的で使う家庭です。
反対に、2台目をほとんど使わない、自宅に駐車場がなく高額な月極料金が必要、家族がいつも同じクルマで移動するといった家庭では、1台所有のほうが納得しやすいでしょう。
迷ったら、まず「直近1か月で2台同時にクルマが必要だった日は何日あったか」を振り返ってみてください。
そして税金、保険、車検、駐車場、購入費を年間で計算します。その金額と、2台あることで得られる時間や便利さを比べれば、自分の家庭にとっての答えが見えてくるはずです。
私の場合は、ミライースとN-WGNにそれぞれ違う役割を持たせられるため、軽自動車2台という組み合わせは生活に合っています。
あなたの家庭では、2台目が増えることで毎日の移動はどれくらい変わるでしょうか。そこから考えてみるのが、後悔しにくい軽自動車2台持ちの始め方だと思います。

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