ミライース中古車の選び方|予算別相場と失敗しない確認点

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こんにちは、おーしんKカーライフのおーしんです。

ミライースの中古車を探していると、30万円前後のかなり安い車から、100万円を超える高年式車までずらっと並びます。もともとの新車価格が手頃な車なので、「安い中古を買えばかなり得なのでは」と感じやすいんですよ。

ただ、中古のミライースは車両本体価格だけを見て決めないほうがいいです。年式、走行距離、修復歴、整備記録、タイヤやバッテリーの残り具合まで見ると、同じ50万円でも購入後にかかるお金がかなり変わります。

私も普段からミライースに乗っていて、走行距離は5万kmを超えています。実際に所有していると、「走行距離が多いか少ないか」だけでは車の状態を判断できないと感じます。それまでどんな整備をされてきたかを見るほうが大切なんですよ。

記事のポイント
  • ミライース中古車の現在の価格帯
  • 30万円や50万円で狙える車の目安
  • 購入前に確認したい年式や整備状態
  • 認定中古車や未使用車との違い
ミライースのフロントとサイドを斜め前方から撮影した外観
中古車でも多く流通している2代目ミライースの外観
目次

ミライース中古相場の目安

まずは予算感をつかんでおきましょう。ミライースは初代が2011年、2代目が2017年に登場しており、中古車市場には10年以上前の車からほぼ新車に近い車まで混在しています。

2026年8月時点の一般中古車市場では、ミライース全体の車両本体価格は約6万円台から160万円ほどまで確認でき、平均は約70万円でした。かなり幅がありますが、年式を分けて見ると選びやすくなります。

年式 2026年8月の価格帯例 見方
2015年式 約9.8~66万円 初代後期で安い車が多い
2018年式 約19.9~96万円 2代目初期で条件差が大きい
2020年式 約24.8~125万円 低走行車は価格が残りやすい
全年式 約6.3~160万円 平均約70.2万円

中古車価格は地域、走行距離、駆動方式、グレード、修復歴、車検残などで変わるので、上の数字はあくまで一般的な目安として見てください。

30万円で狙える条件

「ミライースの中古を30万円くらいで買いたい」という人はかなり多いと思います。この価格帯では、初代LA300S系が中心になりやすく、2代目でも年式が古めだったり走行距離が多かったりする車が入ってくることがあります。

30万円のミライースそのものが危ないわけではありません。大切なのは、安い理由を説明できる車かどうかです。

例えば年式が古く走行距離も多いから安いのであれば分かりやすいですよね。一方、同年式・同程度の走行距離なのに周囲より極端に安い場合は、修復歴、内外装の状態、保証の有無、車検残、消耗品などを細かく確認したいところです。

さらに、車両本体価格が30万円でも、支払総額が40万円を超えることは普通にあります。購入後すぐにタイヤ、バッテリー、ブレーキなどの交換が重なると、最終的には50万円近くになる可能性もあります。

◆おーしんのワンポイントアドバイス

30万円の車を探すなら、「30万円で買えるか」より「最初の1年間で全部いくら必要か」で比べるのがおすすめです。数万円高くても、タイヤやバッテリーが新しく、整備記録もしっかりしている車のほうが結果的に安く済むことがありますよ。

50万円で狙える条件

予算を50万円前後まで広げると、初代後期だけでなく2代目LA350S系も探しやすくなります。

2018年式の相場例では20万円前後から90万円台までかなり幅があるため、50万円あたりはちょうど条件の違いが出やすいゾーンです。

私ならこの価格帯では、単純に年式の新しさだけを追いません。走行距離、スマートアシストの有無、整備履歴、タイヤの残量、保証まで見比べます。

特に2017年以降の2代目はスマートアシストIIIを搭載した車が多いため、安全装備を重視する人にとって候補にしやすいでしょう。ただし、グレードや年式によって装備内容が違います。

グレードごとの装備差は、ミライースのグレードの違いを比較した記事で詳しく紹介しています。

80万円以上の考え方

80万円を超えてくると、年式が新しく走行距離の少ない2代目や、ダイハツ認定中古車が選択肢に入ってきます。

2026年9月下旬のダイハツ公式U-CATCHでは、ミライースの認定中古車は全国で1,000台を大きく超えて掲載され、平均価格は90万円台となっています。

ここまで予算を出す場合は、新車との価格差も必ず見てください。2026年8月27日の一部改良後、ミライースの新車はLの2WDで109万6,700円からです。高年式中古が100万円を超えるなら、諸費用や保証まで含めて新車との差を計算したほうがいいでしょう。

数万円しか差がないのに、あえて年式の古い中古を選ぶ必要があるのか。それとも希望装備が付いた上級グレードを安く買えるのか。この違いはかなり大きいです。

年式と世代で選ぶ

ミライースは中古価格だけでなく、初代と2代目の違いも確認しておきたい車です。同じ50万円でも、初代の低走行車と2代目の走行距離が多い車では性格が変わります。

初代は価格重視向け

初代LA300S・LA310S系は2011年から2017年まで販売されました。中古車価格がかなり下がっているため、とにかく購入費を抑えたい人には魅力があります。

後期になるほど燃費性能が改良され、スマートアシスト搭載車もあります。そのため「初代だから全部同じ」ではありません。

一方で、2026年現在では初代の多くが登録から10年前後またはそれ以上です。走行距離が少なくても、ゴム部品、バッテリー、タイヤ、足回りなどは年数でも劣化します。

低走行=必ず状態が良いとは限りません。年間走行距離が極端に少ない車でも、長期間動かされていなかった可能性があります。走行距離と年式の両方を見てください。

2代目は安全装備が魅力

2017年に登場した2代目LA350S・LA360S系は、中古車としてかなり狙いやすい世代になっています。

2代目ではスマートアシストIII採用車があり、衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能など、安全装備が初代より充実しています。

通勤や買い物で長く使うつもりなら、私は価格差が許せる範囲で2代目を候補に入れたいですね。

また、ミライースは日常使用で燃費が良いのも魅力です。私の車では普段22~25km/Lほどで走ることが多く、5万kmを超えた時点でも平均燃費23.1km/Lが表示されています。燃費についてはミライースの実燃費を検証した記事も参考にしてください。

ミライースのメーターに表示された走行距離54188kmと平均燃費23.1km/L
私のミライースは走行距離54,188km時点で平均燃費23.1km/Lを表示

2026年8月改良車に注意

高年式の中古車や届出済未使用車を探す人は、2026年8月27日の一部改良を知っておいたほうがいいです。

改良前はB・L・X・Gの「SA III」が中心でしたが、改良後はL・X・X Limitedというグレード構成になり、エンジンや安全装備も変更されています。

新しいモデルでは2WDのWLTCモード燃費が27.0km/Lとなり、エンジン出力も向上しました。予防安全機能も改良され、夜間歩行者や横断自転車など検知対象が広がっています。

つまり、2026年式とだけ書かれていても同じ仕様とは限りません。特に未使用車では、改良前の在庫車と改良後の車が同時期に販売される可能性があります。

(出典:ダイハツ工業「ミラ イースを一部改良」)

失敗しない確認ポイント

ここからが中古車選びでいちばん大事なところです。候補車を見つけたら、価格表だけで決めず、車の状態と購入後に必要になる費用まで確認してください。

支払総額を見る

最初に見るのは車両本体価格ではなく支払総額です。

中古車では車両価格以外に、登録関係の費用、自賠責、リサイクル料金などがかかります。車検の有無によっても変わります。

中古ミライースの比較は「支払総額+購入後すぐ必要になる整備費」で考えると分かりやすいです。

例えば支払総額45万円の車でも、タイヤ4本とバッテリーをすぐ交換すれば50万円を超えてきます。

逆に支払総額52万円でも、車検が長く残り、タイヤやバッテリーが新しく、保証まで付いていれば、こちらのほうが安心して乗れる場合があります。

修復歴と状態を確認

次に確認したいのが修復歴です。ただ、「修復歴なし」と書いてあれば外装に一度も手が入っていないという意味ではありません。

小さなへこみや擦り傷を直した板金塗装、バンパー交換などがあっても、それだけで修復歴車になるとは限りません。そのため実車ではボディ全体も見てください。

ボンネットやドアの色味が周囲と極端に違わないか、パネル同士の隙間が不自然でないか、タイヤが片減りしていないか。可能なら下回りも見たいところです。

ダイハツ公式でも中古車購入時にはエンジンルーム、室内、足回り、下回り、フレームやボディなど多数の確認項目を設けています。

(出典:ダイハツ公式U-CATCH「購入時のチェックポイント」)

整備記録簿を確認

走行距離と同じくらい見たいのが整備記録簿です。

オイル交換や定期点検が継続されてきた車なのか。それとも過去の整備状態がほとんど分からない車なのか。この違いは購入後の安心感に直結します。

特に走行距離が5万kmを超える車では、エンジンオイルだけでなくCVT周辺のメンテナンスについても販売店へ確認しておきたいですね。

走行距離が8万kmや10万kmだから即NGという見方はしません。きちんと点検されてきた車なのかを私は優先します。

消耗品の残りを確認

安い中古ミライースほど、タイヤやバッテリーの状態は要チェックです。

ミライースのタイヤは13インチや14インチなので大型車ほど高額ではありません。それでも4本まとめて交換すれば数万円かかります。

バッテリーもアイドリングストップ対応品が使われる車があり、普通のバッテリーより費用が上がる場合があります。

ミライースのフェンダーとタイヤの収まりを上から確認した様子
中古車ではタイヤの残り溝や片減り、ひび割れも確認したい
確認する部品 見るポイント
タイヤ 残り溝、ひび割れ、製造年、片減り
バッテリー 交換年月、始動状態
ブレーキ 残量、異音、振動
ワイパー 拭き残し、ゴム劣化
エアコン 冷房と暖房の効き

維持費全体についてはミライースの年間維持費を解説した記事でも詳しく紹介しています。

試乗で異音を確認

可能なら購入前に試乗してください。

エンジン始動時の音、発進時の振動、CVTの動き、ブレーキを踏んだときの違和感、ハンドルをまっすぐにしたときの走り方など、写真だけでは分からない部分があります。

エアコン、パワーウインドウ、ドアロック、キーレス、ライト類も実際に動かしてみましょう。

◆おーしんのワンポイントアドバイス

中古車を見ると外装の傷ばかり気になりますが、私は毎日触る装備のほうをしっかり見ます。小さな傷なら乗り始めれば気にならなくても、エアコンやドアロックの不具合は毎日のストレスになりますからね。

認定中古車と未使用車

中古のミライースには、一般中古車のほか、ダイハツ認定中古車や届出済未使用車もあります。購入価格は上がりやすいものの、状態に対する不安を減らしたい人には候補になります。

認定中古車が向く人

ダイハツ認定中古車では、納車前に法定12か月点検相当の点検・整備が行われ、対象車には保証も用意されています。

中古車に詳しくなく、自分で下回りや機関の状態を見てもよく分からないという人には安心材料になります。

ただし、「認定中古車なら何でも安い」という意味ではありません。一般中古車より高めになる車もあるため、価格より安心を優先する人向けと考えたほうが分かりやすいでしょう。

新古車と未使用車の違い

「ミライースの新古車」と検索する人も多いですが、新古車は日常的に使われる呼び方です。販売店では「届出済未使用車」などと表示されることがあります。

ナンバー登録のための届出はされていますが、一般ユーザーが日常使用していない車で、走行距離がごく少ないのが特徴です。

ほぼ新車に近い状態を新車より安く買える場合がある一方、すでに登録されているため、メーカー保証の起算時期や初回車検までの残期間は必ず確認してください。

さらに2026年は8月27日に一部改良が入っています。登録済未使用車を選ぶ場合は、改良前と改良後のどちらなのかを確認しましょう。

新車との差額も比較

未使用車や高年式認定中古車が100万円を超えてくると、新車価格との差は小さくなります。

2026年9月時点の新車ミライースはL・X・X Limitedの構成で、最も安いLの2WDが109万6,700円です。

例えば中古車の支払総額が105万円で、新車の支払総額が120万円だったとします。差額が15万円なら、保証期間や安全装備、ボディカラー、納期を含めてどちらが合うかを考える価値があります。

逆に50万円前後で状態の良い2代目が見つかれば、中古車ならではの価格メリットを感じやすくなります。

中古車、新車、未使用車は車両価格だけでは正確に比較できません。最終的には見積書で支払総額を確認し、保証・整備内容も含めて判断してください。

購入前に用途を確認

どれだけ状態の良いミライースでも、自分の使い方に合わなければ満足度は下がります。最後に、購入後の使い方も考えてみましょう。

通勤中心なら相性が良い

ミライースは車体が軽く、燃費が良く、小回りも利くため、1人や2人での通勤や買い物との相性が良い車です。

私も実際に使っていますが、毎日の移動に必要な部分をシンプルにまとめた車だと感じています。

反対に、高速道路を長時間走ることが多い人や、4人乗車が多い人、大きな荷物を頻繁に積む人は、購入前に必ず実車を確認したほうがいいでしょう。

後席と荷室は実車確認

ミライースはN-WGNやタントのような背の高い軽自動車ではありません。後席に座る人の体格や、普段積む荷物によって使いやすさの感じ方が変わります。

中古車店へ行ったら運転席だけでなく、後席にも自分で座ってみてください。

詳しい室内サイズや実際に座った印象はミライースは狭いのか実車確認した記事で紹介しています。

ミライースの後部座席を起こした通常時の荷室スペース
普段積む荷物が収まるか中古車購入前に確認しておきたい

4WDは地域で判断

ミライースには2WDと4WDがあります。

雪が多い地域では4WDが候補になりますが、中古車では4WDのほうが価格が高いことがあります。燃費も2WDより下がります。

一方、雪道をほとんど走らない地域で価格と燃費を優先するなら、2WDの選択肢がかなり豊富です。

「4WDのほうが上級だから」という理由だけで選ぶのではなく、実際の使用環境で決めると無駄がありません。

購入前の疑問を確認

ここでは、ミライースの中古車を探している人が気になりやすい内容をまとめます。

ミライース中古車のよくある質問

Q1. ミライースは30万円でも買えますか?

A. 買えます。初代や走行距離が多めの2代目など、30万円前後の車も流通しています。ただし車両価格だけで判断せず、支払総額、整備記録、タイヤやバッテリーなど購入後の費用まで確認してください。

Q2. 50万円なら何年式がおすすめですか?

A. 50万円前後では初代後期から2代目初期まで幅広く候補になります。年式だけで決めず、同じ予算で走行距離、スマートアシスト、整備履歴、保証を比べてください。

Q3. 走行距離10万kmは避けるべきですか?

A. 10万kmという数字だけで一律に避ける必要はありません。ただし整備履歴が分からない車より、定期的に点検やオイル交換が行われてきた車を選びたいところです。長く乗る予定なら専門の整備士にも状態を確認してもらうと安心です。

Q4. 認定中古車は高くても買う価値がありますか?

A. 中古車の状態を自分で判断するのが難しい人には候補になります。点検・整備や保証が用意されているため安心材料があります。一方で価格は一般中古車より高くなることがあるので、新車との差額も比較してください。

Q5. 新古車と普通の中古車はどちらがいいですか?

A. 価格を大きく抑えたいなら一般中古車、使用歴の少なさを重視するなら届出済未使用車が候補です。ただし未使用車でも新車との差が小さいことがあるため、支払総額、保証期間、2026年8月改良前後の仕様まで確認して比べてください。

ミライース中古車の選び方まとめ

ミライースは中古車の台数が多く、30万円前後から高年式の認定中古車まで予算に合わせて探しやすい車です。

その反面、安さだけで選ぶと購入後のタイヤ交換やバッテリー交換、整備費用で予算を超えてしまうことがあります。

  • 30万円前後では初代や走行距離が多い車を中心に状態を確認する
  • 50万円前後では2代目も候補に入れ、装備と整備履歴を比べる
  • 80万円以上では認定中古車や新車との差額まで確認する
  • 修復歴だけでなく整備記録や消耗品の状態も見る
  • 車両価格ではなく支払総額と購入後の整備費で比べる
  • 2026年式は8月27日の改良前後を確認する

中古のミライースで狙いたいのは、単純に一番安い1台ではありません。購入後まで含めて、納得できる総額で乗れる1台です。

条件が似た車を2~3台並べ、年式、走行距離、保証、整備記録、消耗品を同じ基準で比べると判断しやすくなります。

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